現在の状況についてと一部で起きている誤解について

2021-05-03
Mob+

こちらではご無沙汰しております。Mob+責任者の宮野華也です。

まず最初に、この活動レポートの更新がこんなにも空いてしまったこと、申し訳ありません。

一部の方からお叱りを受けました「進捗の報告がなさすぎる」という件について。

こちらは私が「悪い知らせだけを送ってはならない。良い知らせとセットで送るべきだ」という思い込みによって発生しておりました。そのせいで皆さんに不安を感じさせてしまったのは本末転倒でした。
私の未熟によって、皆さんに不快な思いをさせてしまったこと、深くお詫びいたします。

それを改め、たとえ悪い知らせしかない状況であっても、皆さんへ定期的な進捗報告をお送りいたします。

また、これは状況を確認中なのですが、今年の2月ごろに送った下記のメッセージが、一部の方に届いていないという話もいただいております。


その場合、さらに長期間のあいだ何のアナウンスもなかった状況になってしまいます。本当に申し訳ありません。
今回、この活動レポートに本件を書かせてもらったのは、そのメッセージ未達という事態を防ぐためでもあります。

そして、現状についてのお話です。

現在、印刷所への入稿作業中です。これが終われば製造に入る予定です。
先だって送ったメッセージ(上記にて掲載しているものです)でも同様の事を申しておりましたが、その時点では入稿がこんなにも手間取ると予想できておりませんでした。申し訳ありません。
今度こそ、新しい問題がなにも起きなければ、2〜3ヶ月後にはゲームが完成するはずです。

今回、大小様々な問題が発生しました。
それらが複雑に絡まり合って現状を作っているため、事細かに説明するならば相当の言葉を尽くさねばなりません。そして、それらについて語る上で、一番望ましくないのが「誰が悪かったのか」という話が出てきてしまう点です。

今回、一部の方に「イラストレーターさんとの間に問題があって進捗が遅れているのでは?」という「誤解を与えている」という話が私の耳に入ってきました。
おそらくその原因は、私が最近みなさんにお伝えしている「入稿が上手くいってない」という報告から来ているものと思われます。(もしくは他にもあるかもしれませんが、一番思い当たるふしはそこです)

まず、最初に言っておくのですが、そういった事実はありません。
今回の「入稿問題」は印刷所さんの都合と、イラストレーターさんの都合と、私自身の都合とが絡み合って発生しています。(詳しい話は長くなるので後述します)
そのため、「誰が悪いのか」という話は不毛すぎますし、そもそも私を除いた本件の関係者は、ベストを尽くしてくれています。
そして、まずもって大前提として。

今回の件で起こっているすべての問題は、責任者である「宮野華也が悪い」に収束します。

私がベストを尽くせなかったために、今回のプロジェクトに支障が発生しております。

このような「皆さんにとって特に楽しくない報告」をお伝えしてしまうこと自体、非常に申し訳ないのですが、あらぬ誤解によって関係者に迷惑をかけてしまうのだけは避けたかったので、この場を借りて説明をさせていただいた次第です。

引き続き、支援者の方々にはもうしばらくお待ちいただく事になってしまいますが、ご容赦いただけますようお願い申し上げます。

(入稿問題について)

まずこの問題の一番厳しかった部分は印刷所さんが「海外の印刷所さん」であることだったと思います。
その点について、「私が甘く見積もっていた」のが一番の原因です。なので、全関係者(もちろん印刷所さんも)には非がありません。

・印刷所さんの仕様をこちらが把握できていなかった
今回、入稿データの中で使われている黒色が主な問題となりました。
いろいろ調べたところ、どうも日本の印刷所さんのほとんどでは問題にならないらしいです。
海外印刷をする上で、印刷所さんにその仕様についてヒアリングできていなかった私のミスでした。
(この他にも「Made in China.という表記が必要」とかもありました)

・コロナや春節(中国のお正月休み)による印刷所の休業
正直、これが一番痛かったです。でも印刷所さんは絶対に悪くありません。
これを私のミスだと言うのは畏れ多いかなとも思うのですが……。
そもそも春節の時期についてはあらかじめわかるはずなので、プロジェクトの時期や進行管理をもっと考えるべきでした。コロナについても、もっと上手く対応できたのではないかと思います。

・私の能力不足
全ての問題がこれに尽きると言っても過言ではないと思います。
今回、印刷所さんとのやり取りはお世話になっている方にお願いする予定でした。
それが予定変更となって、私自身がやりとりをするようになって、「英語力」が必要となりました。
また「入稿問題」の時期がちょうどイラストレーターさんの繁忙期と重なってしまい、一部の作業を私が担当する事になりました。ここで「DTP力」が必要となりました。
それらの問題を自分で抱えて、効率悪く右往左往してしまったのは「要領の悪さ」が原因です。
そして何よりも、これらの話をみなさんに「スマートな形」でお届けできなかった点は「コミュニケーション力」が足りませんでした。

以上が「入稿問題」についての詳細となります。

言葉がたらなかったり、逆に冗長だったりする部分があるかもしれません。
とにかくいろいろな力が足りない事を痛感しました。
でも、それら全てを私ができるようになるのは不可能だと思っています。
できるようになれる部分はできるように、無理な部分は誰かにお願いできるように。
これから精進してまいります。引き続きお付き合いいただけますと幸いです。

上に戻る