マップの調整について

2020-07-22
スタジオムンディ

左が、クラウドファンディングを始めた当初のマップ
右が、現在のマップです。

大きく違うのは、マスの数
近い街へは2マス、遠い街へは4マスありましたが、それぞれ4マス6マスに増えています

この変更にはいろいろと理由があるのですが、最も大きな理由は「イベントカード」です。

以前は黄色いマスに止まるか、通り過ぎると引くということにしていたのですが、「通り過ぎると引く」のを忘れる人が続出。何とかしようと「止まると引く」だけにしようと調整を繰り返しました。

黄色いマスにとまってイベントカードを引くことはこのゲームではとても重要なことです。
イベントカードを引くことでいろんなことが起こります。手番でない人にもいろんなことが起こります。
それによって待ち時間を減らして、楽しい時間が長く続くようにしています。

さらに、イベントカードで時間が進んでゲームが終わります。なので黄色いマスに止まってもらわないとゲームが終わりません。

街に止まっても引いてみたり、別の手段で時間を進めてみたりとあれこれテストしてみましたがなかなかうまくいきません。
そこで、マスを増やしてその配置を調整することで街と工場の往復で1枚ずつ引くようにしてみました。

そうするとこれがうまくいきました。
イベントカードを程よく引いてもらえつつ、引き忘れることが激減しました。

それだけではなく、マスが増えたことで、ようやくプレゼントを届けに来たぞ!という感覚が強くなりました。
さらに、隣の街に移動して配るということも増えたことで、プレゼントを配るための選択肢が増えて深みが出ました。かといって、手番での考える時間はほとんど長くなりませんでした。むしろ、移動だけの手番ができたことで、平均した手番の時間はやや短くなったように思いますし、混乱がなくなったことでトータルのプレイ時間もほとんど伸びませんでした。

一石二鳥 (三鳥?)とはこのことですね!

ですが、マスの色や形などはまだ仮です。
黄色マスにはカードの絵をいれるなど、遊びやすくするための調整はまだまだ続きます。


というわけで、今回はマップの調整のお話でした。

オンラインでテストプレイしていただいた方々にこの場を借りて感謝申し上げます。
また、ご支援いただいている皆様、より楽しんでいただけるように、最後の調整を進めています。

最後まで、どうぞよろしくお願いいたします。

※次は、イベントカードの内容調整についてお話をしようと思います。お楽しみに!

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