クラウドファンディングを始めるとき、多くの人が最初に悩むのが「どのクラファンサイトを選べばよいのか」という点です。
クラファンサイトは数多くありますが、掲載できるプロジェクトのジャンル、設定できるリターン、手数料、サポート体制、入金スピードなどはサイトによって異なります。 例えば、商品やサービスをリターンとして提供し、オンラインショップに近い感覚で支援を集められる購入型のサイトもあれば、社会貢献性の高い活動に向いている寄付型のサイトもあります。 そのため、クラファンサイトを選ぶ際は、まず自分のプロジェクトが掲載対象に含まれているかを確認することが大切です。
この記事では、個人がプロジェクトを申請・公開できるクラファンサイトに絞って一覧表で紹介します。 あわせて、手数料やサポート体制、入金スピードなど、サイト選びで事前に押さえておきたいポイントを解説します。
ここでは、個人でも相談・申込みができ、日本国内の支援者に向けてクラウドファンディングを実施できるサイトを中心に掲載しています。 プロジェクトの内容によって利用条件が異なる場合があるため、申込み前に各サイトの掲載条件を確認してください。
※ 最終更新日:2026/6/19
※ 掲載しているサイトに不足などございましたら、
お問い合わせ
よりご連絡いただけますと幸いです。
クラファンサイトを選ぶときは、手数料や知名度だけで判断するのではなく、まず「自分のプロジェクトを掲載できるか」を確認することが重要です。 クラファンサイトによって、公開できるジャンル、設定できるリターン、募集方式、サポート体制が異なります。 確認すべきポイントを順番に見ていきましょう。
クラファンサイトを選ぶ際に必須となる確認ポイントは次の3つです。
まず見るべきなのは、自分のプロジェクトを掲載できるクラファンサイトかどうかです。 クラウドファンディングの内容やジャンルによっては、サイトの方針により掲載できない場合があります。 記事やリターン内容を準備してから掲載不可になることを避けるため、少しでも不明点がある場合は、事前にサイトへ問い合わせておきましょう。
次に、実施したいクラファンが購入型か寄付型かを検討します。 購入型は、商品やサービス、体験などをリターンとして提供して支援を集める形式です。 一方、寄付型はリターンよりも金銭的な支援そのものに重きを置く形式で、社会貢献性の高い活動や公益性のあるプロジェクトでよく利用されます。 購入型と寄付型のどちらに対応しているかはサイトごとに異なるため、早い段階で確認しておくことが大切です。
また、募集方式がAll-inかAll-or-Nothingかも重要なポイントです。 All-inは、目標金額に届かなくても集まった支援金を受け取れる方式で、すでに実施が決まっているプロジェクトや追加支援を募りたい場合に向いています。 All-or-Nothingは、目標金額に達した場合のみ支援金を受け取れる方式で、一定金額が集まった場合にのみ実施できるプロジェクトに適しています。 クラファンサイトによっては、どちらか一方の募集方式にしか対応していない場合もありますので、申込み前に必ず確認しておきましょう。
掲載できるクラファンサイトを絞り込めたら、次に以下の項目を比較しましょう。
まず比較したいのは手数料です。
クラファンサイトによって手数料の名称や計算方法は異なります。
また、プロジェクト起案者から手数料を差し引くサイトもあれば、支援者にシステム利用料がかかるサイト、起案者と支援者の両方に手数料が発生するサイトもあります。
主要サイトの手数料については、「
クラウドファンディング手数料の比較
」のページも参考にしてください。
次に、サイト独自のサービスや機能を把握しましょう。
クラファンサイトが提供する基本的な機能は似ていますが、サイトによっては、広告出稿を有料で依頼できるサービス(CAMPFIRE)、
リターンをオークション形式にできる機能(CROWDFANS)、サイト外で集まった支援金額を支援総額に追加できる機能(CROWDFANS)などを提供している場合があります。
必要な機能やサービスがある場合は、申込み前に利用できるか確認しておくと安心です。
見落としがちなポイントですが、支援者が選べる決済方法は、支援の集まりやすさに影響します。 オンラインで実施するクラウドファンディングでは、クレジットカード決済が中心になりますが、クレジットカードを持っていない人や、利用上限額に達していて使えない人もいます。 そのため、コンビニ払いなどクレジットカード以外の決済方法に対応しているクラファンサイトであれば、より幅広い支援者から支援を受けやすくなります。
クラファンサイトを選ぶ際は、主要な条件に加えて、次のような項目もチェックしておくと安心です。
クラファン記事を自分で作成するのか、外部に依頼するのかも検討しましょう。
サイトによっては、クラウドファンディングの準備段階からスタッフに相談しながら進めることが可能です。
一方で、記事作成やリターン設計などの準備には関与しない方針のサイトもあります。
また、クラファンの相談や代行を行う専門業者の利用も選択肢になります。
ただし、記事作成やプロジェクト準備を外部に依頼する場合は、基本的に費用がかかります。
そのため、まずは自分でインターネットで情報を調べたり、過去のクラウドファンディング事例を参考にしたりしながら準備を進める方法がおすすめです。
クラファンが初めてで、記事の作り方や構成がまったくイメージできない場合は、AIを活用してください。 ChatGPT、Gemini、ClaudeなどのAIに記事構成を相談したり、CROWDFANSの「 クラファンサポートAI 」を使ってクラファン記事の下書きを作成したりすることで、少ない手間でしっかりと構成された記事が作成できます。
可能ならば、支援金を管理する専用口座が用意されているかどうかも、確認しておきたいポイントです。
クラウドファンディングでは、支援者から集まった資金をサイト運営会社が一時的に預かり、プロジェクト終了後に起案者へ送金する仕組みが一般的です。
そのため、運営会社の事業用口座と支援金を管理する口座が明確に分かれていないと、会社の経営状況によっては支援金の支払いに影響が出るケースがあります。
実際に、2026年3月にはクラファンサイト「うぶごえ」で支援金の未払いが明らかとなり、クラウドファンディングの起案者や支援者及び関係者に大きな影響を与えました。
このようなリスクを避けるためにも、支援金を専用口座で管理し、送金ルールを明確にしているサイトを選ぶと安心です。
クラファンサイトを比較する際は、支援金を安全に管理する仕組みが整っているかもチェックしましょう。
もし、プロジェクト実施までの期間が短い場合は、審査スピードや入金スピードも見ておきたいポイントです。 審査が1日程度で終わるサイトもあれば、申込みから公開までに1か月程度を見込んでおいた方がよいサイトもあります。 支援金の入金はクラファン終了日から1〜2か月程度かかるケースが多いため、資金が必要になる時期と入金予定日をあらかじめ計画しておきましょう。
クラウドファンディングは、プロジェクトをサイトに掲載すれば自然に支援が集まるものではありません。 知名度の高いクラファンサイトに掲載しても、十分な支援が集まらないケースは珍しくありません。
実際に支援してくれる人の多くは、知人や既存のファンなど、すでに活動を知っている人たちです。 そのため、その人たちに対しSNSやブログ、メールなどで告知し、クラウドファンディングを知ってもらいましょう。
全国的に知名度のある商品、イベント、人物に関するプロジェクトであれば、大手クラファンサイトに掲載することで人の目に触れやすくなり、支援が増える可能性があります。 しかし、多くのプロジェクトは、全国の誰もが興味を持つものではなく、特定の地域やジャンル、コミュニティに関心のある人に向けた限定的なものになります。 そのようなプロジェクトの場合、支援者の多くは自分のSNSやブログ、既存のつながりを通じて流入することになります。 そのため、どのクラファンサイトを利用するか以上に、公開前にプロジェクトのファンがどれだけ存在しているかが支援数に大きく影響します。
クラウドファンディングを成功させるためには、自分の活動を応援してくれるファンとの関係づくりが大切です。
クラファンサイトを選ぶ際は、まず自分のプロジェクトを掲載できるかどうかを確認しましょう。 クラファンサイトによって、対応しているジャンル、設定できるリターン、購入型・寄付型の違い、All-in・All-or-Nothingの募集方式などが異なるため、 実施予定のクラウドファンディングに合ったサイトを選ぶ必要があります。
次に、手数料、審査スピード、入金スピード、サポート体制、支援者が利用できる決済方法などを比較しましょう。 初めてクラファンを行う場合は、記事作成やリターン設計について相談しながら進められるかも、状況に応じて確認しておきましょう。
ただし、クラウドファンディングを実施しただけで自動的に支援が集まるものではありません。 知人や既存のファン、SNSのフォロワーなどに向けて告知し、プロジェクトの存在を知ってもらうことが重要です。
本記事で紹介したポイントを参考に、自分が実施するクラファンに合ったサイトを選び、公開前の準備や告知も含めて計画的に進めていきましょう。